最近何か変わった事、ありました?
突然聞かれて、グサッと来た経験があるのは私だけでは無いはず。
そんな中でもここ最近で「一変した」と思う釣りのジャンルがあります。さて何でしょう?
どうせチニングだろう?
Exactly(その通りでございます)
ここ数年で小さいワームとフックのジグヘッドから3インチ前後のワームとオフセットフックが主流になりました。
ダイワがチニングエキスパートのもりぞーこと“森 浩平”さん監修の元、フリーリグチニングの商品を展開し始めた事で一気にフリーリグがデフォルトになりましたね。
この方、一年で2,000枚もチヌの釣果をあげているそうな。メーカーも注目するわけですな。
今回はそんな中からチニングロッドである「シルバーウルフ83MB-S」を購入しましたのでご紹介。
フリーリグとは
フリーリグについてはこちら。
コピーライト:<https://no-lang.com/video/478b5842-13a9-4601-8c54-94f8bee7c8f0?type=vod>
基本情報
基本スペック
シルバーウルフの基本情報はこちら。赤塗りのモデルが購入したモデルです。
品名 | 全長 [m] | 仕舞寸法 [cm] | 自重 [g] | ルアー重量 [g] | 適合PE [号] | 先径/元径 [mm] | 希望価格 [円] |
---|---|---|---|---|---|---|---|
76MLB-S・W | 2.29 | 118 | 100 | 4-18 | 0.4-1.0 | 1.4/12.9 | 22,500 |
83MB-S・W | 2.51 | 129 | 110 | 5-21 | 0.4-1.5 | 1.5/12.9 | 22,800 |
73LML-S・W | 2.21 | 114 | 85 | 3-14 | 0.4-1.0 | 1.1/10.4 | 23,200 |
76ML-S・W | 2.29 | 118 | 93 | 4-18 | 0.4-1.0 | 1.4/10.8 | 23,500 |
特徴としては硬めで短いソリッドティップ、多点配置の小径ガイドが採用されていることですな。
フリーリグやトップゲームで必要な操作性、フッキング性能に振った感じでございます。コンセプトは上位モデルと同じになってます。
採用ダイワテクノロジーは以下の通り。
・メガトップ
・V-ジョイント
・HVFブランクス
ここは定番オブ定番って感じですね。
他機種と比較
似たようなパワー帯で、ソリッドティップを搭載した「ピンウィール88MLL 」というロッドを持っています。
なので色々比べてみました。
ティップ
シルバーウルフ
ピンウィール
はい、全然違う。
ほぼ同じ体勢で、ほぼ同じ力加減でやってみましたが、ここまで違うとは。
ピンウィールの方がシーバスロッドっぽい味付けなのかな?
バットセクション
バットセクション。
シルバーウルフの方がいくらか太いですね。
ティップセクション
ティップ。
こちらは大して変わらないご様子。
番外編。バスロッドである「ブレイゾンモバイル666M」との比較です。上がブレイゾン。
流石にブレイゾンの方が太いですね。さすがにね。
「ピンウィール88MLL」のついてはこちらの記事で紹介しています。
【ピンウィール88MLL】パワーライトに大物を狙え?パームスから出たミドルゲームロッドをサクッとインプレ | graparablog
実釣
とりあえずチニングしに行ってきました。
リールは21ジリオンsvtwにピットブルG5の0.8号+リーダー16ポンドです。ブレーキは基本4でいけました。
リグの投げ感
よく使うウェイト帯のシンカーでのフリーリグの投げ感を。
・5gシンカー
曲がり方がそんなに満足とはいきませんが、全然なげられます。射程距離はせいぜい30〜40mほどかと。
・7gシンカー
7gくらいあると投げやすくなってますね。それでもまだまだバットは曲がってない印象ですな。射程距離は40〜50m程。
・10gシンカー
ここまで来るとぶっ飛びますね。ロッドも余裕があるので安心。河川の流心など深めのところで何気に使う機会多いので助かりますね。射程距離は50〜60m程。
一応15gのシンカーも投げてみましたが、ちょうど爆風だったので比較しづらい感じだったのでカット。とりあえずロッドは全然平気そうとだけ。
まあファストテーパーならそんなもんですかね。
下限近くでも投げづらさがマシなのはソリッドティップのおかげでしょうか。
ちなみに向かい風やファーストキャスト時などバックラ高切れが怖い時はブレーキダイヤル5にすると安心です。
釣果
マゴチ 43cm ちゃんとフリーリグ
チヌじゃねぇのかよッ
しゃーないんですわ〜正直釣り分けが出来んですから。
マゴチは基本デイゲームでの釣果がメジャーですが、ナイトでも普通に釣れるみたいですね〜
ゴリゴリにパワーファイトできて、足場が低かったので抜き上げ余裕でした。凄まじいパワーですね。
クロダイ 42cm
こっちがお望みかね?
ようやくフリーリグで釣れたクロダイ。釣れた場所は太平洋側かと思いきやまさかの日本海側。
流れ込みがあって流れが強かったためシンカーは20g。1秒一回転かそれより早めのリトリーブでガッツリ来ました。
20gでもしっかり振り切れました。当然パワーは十分。浜からのズリ上げも余裕でした。
まとめ
「人とは、旨みの詰まった袋である」
その旨みを味わうにはその固く縛った口を本人に開けてもらうなり少しずつ引き出すなりしなきゃいけない訳ですが、
淀川で培ったチニング
ダイワのアプローチによってまさにもりぞーさんの「旨み」を享受できるようになったって事ですね。
それが上位モデルだけでなく、このエントリーモデルでも味わえるのは粋だなぁ〜と思うんですわ。
長くなりましたが、「近所でもチニングやってみたい!」という方はきっといい買い物になると思いますよ!
現場からは以上です〜